福島原発事故由来の放射性ヨウ素129の加速器質量分析と放射性ヨウ素131評価法への適用
書誌事項
- タイトル別名
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- Accelerator mass spectrometry of radioactive iodine 129 from the Fukushima nuclear power plant accident and its application to an environment assessment for I-131
抄録
福島第一原発事故により、環境中に揮発性の高いセシウムやヨウ素などの核分裂生成の放射性核種が大量に降下・沈着した。放射性ヨウ素131による子供への甲状腺被ばくの影響が懸念されているが、放射性ヨウ素131の半減期が約8日と短い為に、被ばく線量評価を実施する為の詳細なデータの入手が既に困難となっている。そこで、半減期約1570万年の放射性ヨウ素129を放射性ヨウ素131の降下量推定に使用することが考えられる。本研究では、福島県周辺の表層土壌に存在する放射性ヨウ素129を東京大学の加速器質量分析装置で測定を行った。放射性ヨウ素129を用いた放射性ヨウ素131降下量評価法の検討課題について報告する。
収録刊行物
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- 日本原子力学会 年会・大会予稿集
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日本原子力学会 年会・大会予稿集 2012s (0), 110-110, 2012
一般社団法人 日本原子力学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205726756736
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- NII論文ID
- 130007038197
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可