広域的な災害発生後のプローブ情報の活用 -東日本大震災での事例を通して-

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抄録

平成2011年3月11日に東日本大震災が発生した.東北地方の太平洋側の地域を中心に津波発生による甚大な人的・物的被害が発生し,その影響は日本国土の広域的なエリアとなり,いわば国難と呼ぶべき事態に発展した.本研究では,カーナビゲーション端末から取得できるプローブ情報に着目し,その情報の持つ特徴から防災分野における活用方策を検討するとともに,東日本大震災発生後,カーナビゲーション関連会社を中心として実施した通行実績情報の作成と公開の取り組みについて整理しその効果を確認・検証し課題を洗い出したものである.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205768866688
  • NII論文ID
    130007043655
  • DOI
    10.19014/jissj.8.1_30
  • ISSN
    18842135
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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