木質バイオマス発電所の運用実態と今後の展望

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タイトル別名
  • Actual situation of the woody biomass power plant and its future prospects

抄録

<p>2012年のFIT施行以降、全国で木質バイオマス発電所が数多く建設され、計画段階のものも含めるとその件数は210件以上になると見込まれている(株式会社森のエネルギー研究所調べ)。しかし、その運転の状況に関しては各発電所の所掌範囲であり、各発電所の課題等は体系的に整理されていない現状である。本報告では国内で運用されている木質バイオマス発電所のコスト構造や運用状況等を整理し、既に運用されている木質バイオマス発電所の実態を明らかにした。さらに、その結果を基に今後の木質バイオマス発電事業の展望を考察した。その結果、木質バイオマス発電所は事業実施に際して様々な要素を含んでおり、類似する事業計画を採用しても事業性は大きく異なることが分かった。また、2,000kWの小規模区分ができたことで注目を集めるガス化発電もコスト面での改善の余地があることが示唆された。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390564237987679488
  • NII論文ID
    130007376462
  • DOI
    10.11519/jfsc.129.0_797
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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