中学生による科学的に探究可能な問いの判断と生成の実際
書誌事項
- タイトル別名
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- Students’ Identifying and Asking Investigable Questions in Lower Secondary School
- −大学生との比較に基づいて−
- From Comparison to College Students
抄録
<p>中学校と大学生への質問紙調査を基にして,与えられた事物・事象の探究可能性の判断と生成する問いの特性を探った。第一に、大学生は,一部の問題を除いて,適切に探究可能性を判断できていたのに対して,中学生は,倫理的な判断や個人的な好みに係わる問題が科学的に探究可能な問題ではないと判断できていたものの,それ以外の事物・事象について適切に判断できていなかった。第二に,中学生と大学生ともに,探究可能であると判断できた場合は,適切な問いの生成もできている傾向が見られた。しかしながら,大学生が生成する問いには,事物・事象の原因や理由を問う疑問や,対照実験を意図した疑問が見られるのに対して,中学生が生成する問いには,与えられた事物・現象をそのまま利用した疑問が多く,問いの生成に違いが見られた。</p>
収録刊行物
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- 日本科学教育学会研究会研究報告
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日本科学教育学会研究会研究報告 32 (2), 49-52, 2017-11-18
一般社団法人 日本科学教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763019250304
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- NII論文ID
- 130007387526
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- ISSN
- 18824684
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可