Developing Classroom Materials in a Real Life Context for Mathematics

DOI Open Access

Bibliographic Information

Other Title
  • 実生活を文脈とする数学科の教材の開発
  • -RME とMascil を手がかりとして-
  • Based on Realistic Mathematics Education and Mathematics and Science for Life Project

Abstract

<p>本研究の目的は,職業と関わる実生活を題材とする数学的活動を重視した数学科の教材開発の一端を示すことである。そのために,ユトレヒト大学フロイデンタール研究所による数学教育の理論であるRME とその教授原理と,EU における数理教育のプロジェクトであるMascil を手がかりとした。開発された教材は,学習者が運動生理学者やスポーツインストラクターの立場で,心拍数と身体コンディションの関係や,コンディションを表す式を考えたり,年齢と最大心拍数の散布図からそのモデルとなる直線のグラフや式を求め,目的に合ったトレーニング時の心拍数の範囲を求めたりするものであり,RME の教授原理に符合している。生徒の実態を考慮することで,中学校数学科における資料の活用領域に関する課題学習や,高等学校数学I のデータの分析における教材となりうる。</p>

Journal

  • JSSE Research Report

    JSSE Research Report 32 (4), 47-50, 2017-12-03

    Japan Society for Science Education

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390001288041721856
  • NII Article ID
    130007387546
  • DOI
    10.14935/jsser.32.4_47
  • ISSN
    18824684
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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