理工系大学での教授学習言語の「英語化」問題を考える:-札幌農学校での講義を事例として-  [in Japanese] Issues of 'English Medium Instruction' at College Science & Engineering Education:A Case Study on Lectures at Sapporo Agricultural College  [in Japanese]

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Author(s)

    • 小川 正賢 OGAWA Masakata
    • 東京理科大学大学院科学教育研究科 Graduate School of Mathematics and Science Education, Tokyo University of Science

Abstract

<p>「大学教育の国際化」という文脈で,大学の授業を英語で行うことが求められるようになってきているが,「教授学習言語を英語化する」とはいったい「具体的にはどのようなことなのか」を問う研究は多くない.本稿では,「英語と日本語との関係性」という視点から,大学教育の教授学習言語問題を見直す第一歩として,日本の理学系高等教育の創成期での「関係性」を探ることを試みる.具体的には,先駆けの一つであった札幌農学校を事例として取り上げ,そこでの教授学習言語の実情(創設期の外国人教師による英語の講義が,卒業生を中心とした日本人教師になって,講義が日本語化する状況)を受講ノートという史料に基づいて解読し,「英語と日本語との関係性」について,問題点を整理する.</p>

Journal

  • JSSE Research Report

    JSSE Research Report 32(1), 41-46, 2017

    Japan Society for Science Education

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