質的分析に基づいた知的財産に対する学習意識の解明
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- 阿濱 志保里
- 広島修道大学 経済科学部
書誌事項
- タイトル別名
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- The Elucidation of the Study Consciousness to the Intellectual Property by a Qualitative Analysis
- ―理工系学部生の調査結果より―
- — The Survey Result of a Faculty of a Physical Science Department —
抄録
<p>高等教育における効果的な知的財産教育の実施には,学習者の知識や関心を把握し,それを反映したカリキュラムを作成することが重要である.そこで本研究では,学習者の学びのニーズを考慮した学習モデル提案を行うことを目標とし,理工系学部の学生を対象に学習者の知的財産に対する学習意識の解明を試みた.学習者の状況を把握するために,学習者の自由記述をもとに学習者の知的財産に対する関心や意識などについて質的調査及び分析を行った.分析では,得られたデータをもとに,知的財産に対する学習者の興味及び関心に関する記述について,データマイニング(テキストマイニング)による分析を行なった.分析には共起ネットワーク分析を用いた.その結果,知的財産の学習内容について,著作権のような文化的な内容と特許権のような産業的な知的財産に関する学習を整理して行う必要性を示唆することができた.</p>
収録刊行物
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- 産学連携学
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産学連携学 14 (2), 2_31-2_40, 2018-06-30
特定非営利活動法人 産学連携学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763019525632
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- NII論文ID
- 130007393869
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- ISSN
- 18818706
- 13496913
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可