スピネルレルゾライトの溶融の相関係の圧力変化:熱力学計算による推定

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タイトル別名
  • Thermodynamic calculation for multi pressure melting phase relation of spinel lherzolite

抄録

本研究はUeki and Iwamori (2013)で提示された多成分多相系の相平衡計算のための熱力学モデルを拡張し様々な圧力や全岩組成でのマグマ生成の数値計算を行うことを目的として、新たにモデルの構築を行った。新しいパラメーターはスピネルレルゾライトの安定領域 (1~2.5 GPa) に適用することができ、高圧ほどソリダス温度が上昇・温度-溶融度曲線の傾きが急になる・メルトがSiO2に乏しくなるというスピネルレルゾライトの溶融の圧力依存性を再現することができた。さらに、これまで実験が報告されていない海嶺下に対応する枯渇した組成のスピネルレルゾライトのソリダスやメルト生成率の圧力変化の計算を行った。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282763015103872
  • NII論文ID
    130007398619
  • DOI
    10.14824/jakoka.2013.0_34
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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