多言語に対応した衛生的マクロ機構導入方式

• 高桑 健太郎

  東京工業大学情報理工学院情報工学系

• 渡部 卓雄

  東京工業大学情報理工学院情報工学系

書誌事項

タイトル別名

• A Multi-Language Implementation Method for Hygienic Macro Definition Mechanisms
• タゲンゴ ニ タイオウ シタ エイセイテキ マクロ キコウ ドウニュウ ホウシキ

抄録

OMetaで記述された言語処理系に対する，対象言語に依存しない衛生的マクロ機構の導入方式を提案する．OMetaは強力なパターンマッチ機構を備えたオブジェクト指向プログラミング言語であり，構文解析器などを作成するのに適している．提案方式は，Racketのマクロ機構で用いられているScope Setモデルに基づき，OMetaで記述されたプログラミング言語の構文解析器に衛生的マクロの定義構文および定義機構を導入するものである．本方式をJavaScriptのサブセットおよびMinCamlの構文解析器に適用し，その有効性を確認した．

収録刊行物

• コンピュータ ソフトウェア

  コンピュータ ソフトウェア 35 (2), 2_33-2_39, 2018-04-24

  日本ソフトウェア科学会

詳細情報

• CRID: 1390282763015581056
• NII論文ID: 130007410578
• NII論文ID: 40021573432
• NII書誌ID: AN10075819
• DOI: 10.11309/jssst.35.2_33
• NDL書誌ID: 029059590
• ISSN: 02896540
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I029059590
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可