QCTによる透析患者の大腿骨近位部骨密度評価

• 川野 洋介

  白河病院整形外科

• 黒崎 祥一

  白河病院整形外科

• 家田 良樹

  白河病院整形外科

• 有賀 賢一

  白河病院透析センター

• 長谷川 雅一

  杏林大学医学部整形外科

• 市村 正一

  杏林大学医学部整形外科

書誌事項

タイトル別名

• Assessment of bone mineral density in hemodialysis patients by QCT
• QCT ニ ヨル トウセキ カンジャ ノ ダイタイコツ キン イブ コツミツド ヒョウカ

抄録

透析患者では大腿骨近位部骨折が健常者に比べ多く，その治療には合併症が頻発し，しばしば難渋する．一方，透析患者の大腿骨近位部骨密度に関する詳細な報告は乏しい．そのためQCTの利点を活かし，透析患者の大腿骨近位部を部位別に詳細に解析した．当院で治療をしている透析患者30例を対象とし，非透析患者31例を対照群とした．透析患者の大腿骨近位部体積骨密度は海綿骨で低下し皮質骨で増加，皮質骨厚は菲薄化していた．

収録刊行物

• 東日本整形災害外科学会雑誌

  東日本整形災害外科学会雑誌 30 (1), 89-92, 2018

  東日本整形災害外科学会

キーワード

• 骨密度
• 定量的CT法
• 血液透析

詳細情報

• CRID: 1390282763017104384
• NII論文ID: 130007412759
• NII書誌ID: AN10592719
• DOI: 10.24645/jejot.30.1_89
• ISSN: 2433569X
• ISSN: 13427784
• NDL書誌ID: 028985586
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I028985586
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2018234439
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可