京都市三区(中京区・下京区・東山区)における簡易宿所営業の立地の特徴に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A study on trends of accommodation location and the effects to local communities in the three central Wards in Kyoto, which are Nakagyo, Shimogyo and Higashiyama
  • 地価と用途の変更に着目して
  • Focusing on land price and change of building use

抄録

本研究は、京都市のうち特に簡易宿所の急増が顕著な中京区・下京区・東山区を対象に、簡易宿所の立地動向およびその立地と地価との関係性、簡易宿所の従前の建物用途などの調査から簡易宿所の立地の特徴を明らかにすることを目的とする。その結果、1)これまで宿泊施設の類型として優勢でなかった簡易宿所が急増していること、2)近年の簡易宿所の立地パターンは、地価が低く、住居としての性格の強いエリアに拡散していること、3)簡易宿所の立地が空き家の流動化に寄与する一方で、住民の立ち退きの発生、地域内商業の消失、など地域構造の変容をもたらす可能性が示唆された。

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