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- 榛沢 和彦
- 新潟大学大学院先進血管病・塞栓症治療・予防講座
書誌事項
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- Guideline for anticoagulant therapy in disaster
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抄録
<p>要約:東日本大震災ではワルファリンが届くのが1 週間後になった避難所もあった.今後の首都直下地震,東南海地震では薬剤が避難所に届くのがもっと遅れる可能性もある.また通常の避難所診療所ではPT-INR 測定は困難でありワルファリンのコントロールは不可能である.そこで大規模災害が予測される地域ではワルファリンをできるだけDOAC に変更することが必要である.またワルファリンに変えられない患者も少なくないことから,平時からPT-INR をPOCT で測定できるようにDMAT や災害拠点病院では準備すること,PT-INR 測定できるPOCT がどこにあるかを医療機関で情報共有しておくことが必要である.さらに災害後にワルファリンが4 日以上届かない場合にワルファリン服用者に対してDOAC 処方するかどうかなどを本学会が中心になって提言し,可能ならガイドライン作成が必要と考えられる.</p>
収録刊行物
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- 日本血栓止血学会誌
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日本血栓止血学会誌 29 (4), 370-373, 2018
一般社団法人 日本血栓止血学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288055510016
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- NII論文ID
- 130007432283
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- ISSN
- 18808808
- 09157441
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可