サークルベッドを使用する小児用の転倒・転落リスクアセスメントツール:
書誌事項
- タイトル別名
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- Validation of the Second and Third Editions of the Child Fall Risk Assessment Tool for Pediatric Patients Using Cribs
- C-FRAT第2版および第3版の妥当性の検証
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抄録
<p>サークルベッドを使用する小児用の転倒・転落リスクアセスメントツール:C-FRAT第2版および第3版の妥当性を明らかにすることを目的として,10病棟に入院したサークルベッドを使用する小児697名(平均年齢2.4歳)を対象に前向きコホート調査を行った.アセスメント回数は計1,315回であり,調査期間中に報告された転倒(の危険)は25件,転落(の危険)は26件であった.転倒(の危険)の発生を有意に高めた危険因子は「スリッパまたはサンダルを履かせている(p =0.04,OR =4.3)」「お子様が廊下や病室を走っている時に,注意できていないことがある(p =0.02,OR =2.8)」の2項目であり,転落(の危険)の発生を有意に高めた危険因子は,「ベッドから離れる時に,ベッド柵を上げ忘れることがある(p <0.01,OR =9.7)」「身体症状が改善して活気が出てきた(p =0.04,OR =2.0)」の2項目であった.アセスメントツール第2版のAUC(ROC曲線下面積)は0.81であり,カットオフポイントが13点で感度0.78,特異度0.73を示した.第2版の調査結果をもとに危険因子の配点の異なる案1~3のアセスメントツール第3版を作成し,第2版調査時のデータを用いて分析した.その結果,案1~3のAUCは0.83~0.84であり,アセスメントツール第2版および第3版は中程度の予測精度を示した.</p>
収録刊行物
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- 日本看護管理学会誌
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日本看護管理学会誌 18 (2), 125-134, 2014-12-25
一般社団法人 日本看護管理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763028508800
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- NII論文ID
- 130007432746
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- ISSN
- 21896852
- 13470140
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可