中学生の食事摂取およびライフスタイルと心身の健康問題との関連性—宮崎市域の横断調査結果から—

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タイトル別名
  • Associations between Subjective Psychosomatic Symptoms and Dietary Intakes as well as Lifestyle Habits among Middle School Students: A Cross-sectional Survey in Miyazaki, Japan
  • 中学生の食事摂取およびライフスタイルと心身の健康問題との関連性 : 宮崎市域の横断調査結果から
  • チュウガクセイ ノ ショクジ セッシュ オヨビ ライフスタイル ト シンシン ノ ケンコウ モンダイ ト ノ カンレンセイ : ミヤザキ シイキ ノ オウダン チョウサ ケッカ カラ

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抄録

<p>M市域中学生 (12-14歳, 1,625名) を対象に, 体格, 食事 (FFQW82) , ライフスタイル・心身の健康問題 (SPS) に関する横断調査を実施した。男子・女子ともエネルギー (E) 摂取量における朝昼夕の3食配分比は2 : 3 : 4で, 朝食摂取不足, 夕食摂取量多過が考えられた。食品群別 (E) 摂取量は肉類が魚介類の2倍以上と多く, 野菜類は対象の摂取目標値 (350 g/1日) に比べ少なかった。ライフスタイル (男子%, 女子%) では朝食に主菜 (34.3, 29.9) ・野菜 (25.1, 24.2) を食べる, 油の多い料理をとり過ぎない (34.9, 34.8) がそれぞれ半数に満たなかった。重回帰分析によりSPSスコア低値と男子・女子の食物繊維摂取量 (p=0.011, p<0.001) , 夜12時には熟睡 (p=0.006, p<0.001) , 睡眠6時間以上 (p<0.001, p=0.018) , 同高値と嗜好品類摂取量の多さ (p<0.001, p=0.001) が関連していた。中学生の食事摂取・ライフスタイルとSPSとの関連性が示唆された。</p>

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