傾斜条件における重心動揺の検討

• 松田 雅弘

  城西国際大学　福祉総合学部　理学療法学科

• 倉山 太一

  植草学園大学　保健医療学部　理学療法学科

• 栗原 靖

  城西国際大学　福祉総合学部　理学療法学科

• 田上 未来

  城西国際大学　福祉総合学部　理学療法学科

• 楠本 泰士

  東京工科大学　医療保健学部　理学療法学科

• 新田 收

  首都大学東京大学院　人間健康科学研究科

書誌事項

タイトル別名

• A Study of Postural Sway under the Condition of a Slope
• ケイシャ ジョウケン ニ オケル ジュウシン ドウヨウ ノ ケントウ

抄録

〔目的〕傾斜の違いによる立位姿勢制御について，重心動揺計を用いて検証した．〔対象〕健常大学生15名（平均年齢21.0歳）とした．〔方法〕重心動揺計測は，水平条件とつま先を上方・下方に8°傾斜させた条件にて，静的重心動揺計測を開脚立位で30秒間測定した．また，前後左右に最大限重心を移動し，10秒間立位保持させた際の安定的限界閾値（Index of Postural Stability：IPS）を求めた．〔結果〕水平条件に比べ，上方・下方傾斜条件の重心動揺が有意に大きい項目が多かったが，IPSに有意差はなかった．〔結語〕健常成人の傾斜条件では，重心動揺面積は増大したが，IPSが変化しなかったことが示唆された．

収録刊行物

• 理学療法科学

  理学療法科学 33 (4), 637-641, 2018

  理学療法科学学会

キーワード

• 傾斜地
• 重心動揺面積
• 立位姿勢制御

詳細情報

• CRID: 1390845712986802176
• NII論文ID: 130007437724
• NII書誌ID: AN10472896
• DOI: 10.1589/rika.33.637
• ISSN: 24342807
• ISSN: 13411667
• NDL書誌ID: 029205080
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I029205080
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/33/4/33_637/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可