人工甘味料が引き起こす血糖コントロール不全
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- 八幡 紋子
- 昭和薬科大学
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抄録
「カロリーゼロ」「ノンシュガー」.これらは今日の生活で多く見掛ける言葉である.消費者の健康指向の高まりを背景に,様々な食品や飲料に低カロリー甘味料が選ばれている.なかでも人工甘味料は砂糖に比べ甘味度が数百倍高く,カロリーを抑えて使用できることから,今後も使用量が増加すると予測されている.一方で人工甘味料を含む飲料の摂取と,高血圧,高血糖,高トリグリセリドといったメタボリックシンドロームを示すパラメータとの高い相関が報告されている.本稿では,人工甘味料によって腸内細菌叢に変動が起こり,正常な血糖コントロールができない耐糖能異常が現われるという論文を紹介する.<br>なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.<br>1) Lutsey P. L. et al., Circulation, 117, 754-761 (2008).<br>2) Suez J. et al., Nature, 514, 181-186 (2014).<br>3) Soldavoni J. et al., Dig. Dis. Sci., 58, 2756-2766 (2013).<br>4) Schwiertz A. et al., Obesity, 18, 190-195 (2010).
収録刊行物
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- ファルマシア
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ファルマシア 51 (6), 582-582, 2015
公益社団法人 日本薬学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763037976448
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- NII論文ID
- 130007448303
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- ISSN
- 21897026
- 00148601
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可