書誌事項
- タイトル別名
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- Four Cases of Abdominal Tuberculous Lymphadenitis
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抄録
<p>腹部リンパ節結核は比較的稀な疾患であり,肺病変を伴わない場合は診断が困難である.今回われわれは2011年11月から2016年7月までに,腹部リンパ節結核を4例経験したので報告する.症例は男性が2名,女性が2名で年齢は35~85歳であった.そのうち1例に腹痛,1例に心窩部不快感の症状があったが,他の2例は消化器癌の精査中に偶然指摘された.超音波内視鏡下穿刺吸引法を施行した1例を除く3例では手術でリンパ節を摘出した.クオンティフェロン®TBゴールド(以下,QFT)を施行した2例では,QFT陽性から術前よりリンパ節結核を鑑別に挙げることができたが,残りの2例も術中迅速病理組織検査でリンパ節結核を疑い,すべての症例で細菌学的に結核の診断を得ることができた.腹腔内腫瘤性病変の鑑別としてリンパ節結核は重要な疾患であり,QFTや術中迅速病理組織検査は鑑別診断を絞り込むのに有用であると考えられた.</p>
収録刊行物
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- 日本外科系連合学会誌
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日本外科系連合学会誌 42 (4), 730-736, 2017
日本外科系連合学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238018469248
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- NII論文ID
- 130007475274
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- ISSN
- 18829112
- 03857883
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可