化学結合を用いたカーボンナノチューブ被覆砥粒の砥粒保持力の改善

• 鈴木 裕紀

  山形大　工学部　機能高分子工学科

• 長山 祐樹

  山形大　工学部　機能高分子工学科

• 浅井 隆秀

  山形大　工学部　機能高分子工学科

• 後藤 晃哉

  山形大　工学部　機能高分子工学科

• 粟野 宏

  山形大　工学部　機能高分子工学科

• 高橋 辰宏

  山形大　工学部　機能高分子工学科

• 鈴木 庸久

  山形県工技セ　山形県工業技術センター 化学材料表面技術部

• 大津加 慎教

  山形県工技セ　山形県工業技術センター　置賜試験場　特産技術部

書誌事項

タイトル別名

• Improvement of bonding strength of carbon nanotube-coated diamond grains using chemical bonding

抄録

化学反応性のオキサゾリン基含有コポリマーを用いてカーボンナノチューブ(CNT)ダイヤモンド砥粒とレジンを化学結合させ，砥粒保持力改善の検討を行った．コポリマーを用いて作製したCNT被覆砥粒をフェノール樹脂に埋め込み，シェア試験によって単粒保持力を評価した．CNT被覆砥粒の表面状態とCNTとコポリマーの被覆量が，砥粒保持力に及ぼす影響を調べ，コポリマーによる界面の化学結合が，砥粒保持力を改善させることを確認した．

収録刊行物

• 精密工学会学術講演会講演論文集

  精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 277-278, 2018-03-01

  公益社団法人 精密工学会

キーワード

• ダイヤモンド砥粒
• レジンボンド砥石
• カーボンナノチューブ
• 砥粒保持力
• オキサゾリン基含有コポリマー

詳細情報

• CRID: 1390845712993309056
• NII論文ID: 130007480224
• DOI: 10.11522/pscjspe.2018s.0_277
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可