訪問リハビリテーション従事者に対するアセスメント能力向上を目的とした介入の短期効果について

書誌事項

タイトル別名
  • The short-term effect of a one-time intervention to improve the assessment ability of visiting rehabilitation workers
  • ホウモン リハビリテーション ジュウジシャ ニ タイスル アセスメント ノウリョク コウジョウ オ モクテキ ト シタ カイニュウ ノ タンキ コウカ ニ ツイテ

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抄録

【目的】訪問リハビリテーション(訪問リハ)従事者を対象とし,利用者の病状変化の気づきに関連するアセスメント能力の向上を図るための単発的な介入を行い,その短期効果について検証する.【方法】我々は,訪問リハ従事者35 名に対し,「内部障害系の全身管理」および「基本的生命活動所見のアセスメント」に関する講義および実技,グループワークなどの介入を実施した.その介入効果の検討には筆記テスト,主観的アセスメント評価を用い,介入前,介入直後の時期に評価した.【結果】筆記テストでは,介入直後の得点は介入前のそれと比較し,有意に高い値を示した.また,主観的アセスメント評価は,8 つの項目すべてにおいて,介入直後の長さは介入前のそれと比較し,有意に長い値を示した.【結語】本研究における単発的な介入は,対象者のアセスメントに関する知識や対象者個人の主観的評価を向上させることが明らかとなった.

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