看護学生および看護師における二次元レジリエンス要因尺度の信頼性と妥当性の検証

DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献6件
  • 笠原 聡子
    滋慶医療科学大学院大学医療管理学研究科
  • 杉本 千恵
    滋慶医療科学大学院大学医療管理学研究科
  • 岡 耕平
    滋慶医療科学大学院大学医療管理学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Validating the Bidimensional Resilience Scale among Nursing Students and Nurses
  • カンゴ ガクセイ オヨビ カンゴシ ニ オケル ニジゲン レジリエンス ヨウイン シャクド ノ シンライセイ ト ダトウセイ ノ ケンショウ

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抄録

<p>目的：二次元レジリエンス要因尺度（BRS; Bidimensional Resilience Scale）の信頼性と妥当性を看護学生と看護師で検討する．</p><p>方法：看護学生246名と看護師881名に自記式質問紙調査を実施した．BRSについて，Cronbachのα，精神的回復力尺度（ARS; Adolescent Resilience Scale）との相関・偏相関分析，共分散構造分析による高次因子分析を行った．</p><p>結果：看護学生230名と看護師742名から有効回答を得た．高次因子分析により2尺度（資質/獲得RS）7因子の2次元構造が確認された．統御力を資質RSから獲得RSに移行したモデルでの適合度改善はなかった．Cronbachのαは0.49～0.85であり，ARSと有意な相関があった．</p><p>結論：BRSの信頼性と妥当性は確認されたが，一部因子では結果の解釈に注意が必要である．</p>

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