Fe<sub>2</sub>P(0001)の表面電子状態

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タイトル別名
  • Surface electronic structure of Fe<sub>2</sub>P(0001)

抄録

Fe2P(0001)の表面電子状態の加熱温度依存性をAES、PESを用いて測定した。Pの表面偏析量は400℃から増加する傾向にあった。一方、PESスペクトルにおけるメインバンドの積分強度は400℃から減少したが、500℃以上では強度の大きな増減は確認されなかった。この結果から、400~500℃ではPが表面に偏析するとともに表面のFeと結合し、500℃で結合が飽和する傾向にあることが考えられた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001288091261184
  • NII論文ID
    130007519412
  • DOI
    10.14886/sssj2008.2018.0_69
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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