自然同位体組成を指標に用いた植物中の硝酸同化過程解析
書誌事項
- タイトル別名
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- Tracing nitrate uptake by plants using the natural stable isotopes
抄録
<p>本研究では、自然環境下で生育した植物試料(メタセコイアなどの針葉樹、アラカシなどの広葉樹を含む木本類、ササを含む草本類の葉)から抽出した硝酸の自然同位体組成を指標として用いることで、植物体内における窒素酸化物の代謝および硝酸同化過程を明らかにすることに挑戦した。硝酸還元酵素をほとんど含まないツツジ科の植物は三酸素同位体組成とd18O値間に明瞭な正相関が見られた。ツツジ科以外の植物は、ツツジ科が示す直線関係よりも高いd18O値を示した。これは硝酸の同化に伴う同位体分別効果によってd18O値が高くなったと考えられ、硝酸が窒素源として利用されたことを意味している。</p>
収録刊行物
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- 日本地球化学会年会要旨集
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日本地球化学会年会要旨集 65 (0), 281-, 2018
一般社団法人日本地球化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288095201664
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- NII論文ID
- 130007520646
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可