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- 柴山 真琴
- 大妻女子大学家政学部
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- ビアルケ(當山) 千咲
- 東京横浜独逸学園
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- 高橋 登
- 大阪教育大学教育学部
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- 池上 摩希子
- 早稲田大学大学院日本語教育研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- Interfaces between Child's Language Learning and the Age of Globalization: Daily Practices to Foster Biliteracy of Children in International Marriage Families
- コドモ ノ ゲンゴ シュウトク ト グローバルカ ジダイ ノ インターフェース : カイガイ キョジュウ ノ コクサイ カゾク ニ オケル バイリテラシー ジッセン オ テガカリ ニ
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抄録
<p>本稿では,国際結婚家族の子どもが二言語で同時に読み書き力を習得するという事態を,個人の国境を越えた移動に伴う国際結婚の増加というグローバル化時代の一側面として捉え,こうした時代性と子どもの言語習得とのインターフェースでどのような家族内実践が行われているのかを,ドイツ居住の独日国際家族の事例に基づいて紹介した。特に子どもの日本語の読み書き力形成にかかわる家族内実践にみられる特徴として,(1)現地の学校制度的・言語環境的要因に規定されつつも,利用可能な資源を活用しながら,親による環境構成と学習支援が継続的に行われていること,(2)家族が直面する危機的状態は,子どもの加齢とともに家庭の内側から生じているだけでなく,家庭と現地校・補習校との関係の軋みからも生じているが,家族間協働により危機が乗り越えられていること,が挙げられた。ここから,今後の言語発達研究に対する示唆として,(1)日本語学習児の広がりと多様性を視野に入れること,(2)子どもの日本語習得過程を読み書きスキルの獲得に限局せずに長期的・包括的に捉えること,(3)子どもが日本語の読み書きに習熟していく過程を日常実践に埋め込まれた協働的過程として捉え直すこと,の3点が引き出された。</p>
収録刊行物
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- 発達心理学研究
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発達心理学研究 27 (4), 357-367, 2016
一般社団法人 日本発達心理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001288102656640
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- NII論文ID
- 130007536829
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- NII書誌ID
- AN10229548
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- ISSN
- 21879346
- 09159029
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- NDL書誌ID
- 027816708
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可