落し戸模型実験および個別要素法解析によるアーチ抵抗機構の解明

• 大坪 正英

  東京大学生産技術研究所　人間・社会系部門

• アリ ウマイル

  東京大学大学院　工学系研究科

• 佐藤 剛司

  株式会社　複合技術研究所

• 桑野 玲子

  東京大学生産技術研究所　人間・社会系部門

書誌事項

タイトル別名

• Development of arching in subsoil – trapdoor experiments and discrete element simulations
• オトシド モケイ ジッケン オヨビ コベツ ヨウソホウ カイセキ ニ ヨル アーチ テイコウ キコウ ノ カイメイ

抄録

周辺地盤の不同沈下による地中構造物の作用土圧特性を評価することを目的として落し戸模型実験を実施した．アーチ抵抗機構の本質を解明するためにガラスビーズ材料を用いた実験を行い，同等の粒径および材料物性を用いたフルスケール個別要素法解析を実施した．地中の土圧分布は地中構造物の埋設深度に影響を受け，十分に深くなるとアーチが形成された．アーチの形成はせん断方向の土圧分布あるいは地表面の変位性状にも影響を及ぼすことが明らかとなった．これらの結果は模型実験と個別要素法解析において精度良く一致した．

収録刊行物

• 生産研究

  生産研究 70 (6), 417-421, 2018-11-01

  東京大学生産技術研究所

詳細情報

• CRID: 1390564238048695808
• NII論文ID: 130007537908
• NII書誌ID: AN00127075
• DOI: 10.11188/seisankenkyu.70.417
• ISSN: 18812058
• ISSN: 0037105X
• NDL書誌ID: 029397729
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I029397729
• 本文言語コード: en
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可