看護職者が起こしやすい個人情報漏えい事故の原因に関する分析
書誌事項
- タイトル別名
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- Analysis of Factors Associated with Personal Information Leakage Predominantly Caused by Nursing Staff:
- ─ 2017年の改正個人情報保護法施行までに起きた事故事例をもとに ─
- Based on Events Reported before Enforcement of the Amended Personal Information Protection Act in 2017
抄録
改正「個人情報保護法」施行までに発生した医療機関における個人情報漏えい事故を分析することで,看護職者が起こしやすい事故原因を明らかにすることを目的とした。2005年4月~2017年5月までに公表された医療機関で起きた患者の個人情報漏えい事故をもとに,看護職者が関係した事故の原因について分類し,医師の関係した事故原因との比較を通してその特徴を探った。結果として,看護職者の起こした主な事故原因は,【置き忘れ,紛失】(36.8%),【不適切な持ち出し等】(27.9%),【誤送付・誤配布・郵送中の事故】(20.6%)であった。医師については,【不適切な持ち出し等】(50.5%),【置き忘れ,紛失】(28.6%),【盗難】(14.8%)であった。医師の場合は,ルール違反の意識ある行為が事故につながったものが中心であったが,看護職者の場合は,自らのミスにより発生した事故が多いという特徴が現れていた。
収録刊行物
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- 日本看護研究学会雑誌
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日本看護研究学会雑誌 41 (5), 5_1005-5_1012, 2018-12-20
一般社団法人 日本看護研究学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238056889600
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- NII論文ID
- 130007546883
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- ISSN
- 21896100
- 21883599
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可