<b>ゲリラ豪雨発生頻度の将来変化に大気安定化・水蒸気侵潤が及ぼす影響</b>

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タイトル別名
  • An influence of environmental stabilization and vapor invasion on future change of frequency of occurence of Guerrilla-heavy rainfall

抄録

近年ゲリラ豪雨による水難事故などの災害が多発している。また、地球温暖化に伴う気候変動により、降雨の特性が変化するとも言われている。気候変動がゲリラ豪雨に及ぼす研究として、中北ら(2017)は5km解像度領域気候モデルRCM05を用いて、気候変動下の将来気候8月においてゲリラ豪雨の発生頻度が増加することを示している。本研究では、この中北ら(2017)の結果を踏まえて、なぜ8月にゲリラ豪雨の発生頻度が増加するのかを環境場の観点から明らかにすることを目的とする。本研究で注目するのは、地球温暖化に伴う大気の安定化と、下層水蒸気量増加による大気の不安定化という相反する2つの効果のトレードオフ関係である。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001288105173632
  • NII論文ID
    130007553971
  • DOI
    10.11520/jshwr.31.0_14
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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