水取引は全世界的に適用可能なソフト・パスなのか?

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タイトル別名
  • Are water markets globally applicable?

抄録

世界規模での将来の水逼迫の増大は世界的な関心事だが、複数の解決策を必要とする地域的問題でもある。水取引はこのような地域的な問題に対して適用可能なソフトな対策として政策立案者等の関心を集めているが、その適用性に関する研究は世界的にもほとんど進んでいない。本研究では、296の国と地域にて水の再利用のための最小限のルールを中心に水利転用制度の有無、土地利用権と水利権の分離、水利権没収規定の有無などの水法を詳しく調査することにより、水取引が法的に確立される可能性のある国及び地域の世界的分布を提示する。また、灌漑期間の前に利用可能な水の予測可能性と、その管轄区域を通じた地下水の公的管理という2つの追加的な前提条件も示した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282763081898624
  • NII論文ID
    130007554039
  • DOI
    10.11520/jshwr.31.0_32
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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