スーダン・ガッシュデルタ洪水灌漑地区における作付けパターンの分析

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タイトル別名
  • Analysis of cropping patterns in the Gash Delta of Sudan

抄録

スーダン・ガッシュデルタ洪水灌漑地区を対象として、Landsat8画像によって年毎の土地利用(耕作、非耕作、潅木、水体、湿地)を推定した。さらに、作付けパターンの空間的および灌漑ブロック毎の特徴、休閑ローテーションの空間的および灌漑ブロック毎の特徴を調べた。その結果、植生指標にはNDVI、水指標にはNDWIgs1の時系列データを用いることによって、土地利用分類が良好に行えた(正解率94%)。耕作面積は一定ではなく年によって大きく変動し、耕作地面積の変動係数は最上流灌漑ブロック(カッサラ)で最も小さく、下流灌漑ブロックで大きくなる傾向が見られた。休閑ローテーションのパターンを分析したところ、上流の2灌漑ブロック(カッサラ、メカリ)は耕作と休閑を交互に行う2年ローテーションの割合が多いことが分かった。一方、下流の2灌漑ブロック(メタテイブ、ハダリヤ)では、2年間の休閑を行う3年ローテーションが主流であることが示された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390845713035952384
  • NII論文ID
    130007554077
  • DOI
    10.11520/jshwr.31.0_244
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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