書誌事項
- タイトル別名
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- PROPOSAL OF DETECTION METHOD OF TRAFFIC FAULT UNDER LARGE-SCALE DISASTER BY PROBE VEHICLE TRAJECTORY
抄録
現状,大規模災害時の交通障害の把握は,CCTVや巡視員の目視による把握が主となっており,監視箇所が限定されるという課題がある.そこで,本研究では三次元(時間×二次元空間)のプローブ軌跡データを用いて,大規模災害時に広範囲かつ,リアルタイムに道路ネットワーク全体の交通障害を検出する手法を提案した.具体的には,熊本地震時の被災状況と三次元プローブ軌跡データの特徴を分析した.その特徴を踏まえ,平常時と災害時にリアルタイムに収集される三次元プローブ軌跡データの類似度算出から交通障害による異常な挙動の車両を検出する手法を提案した.手法検証の結果,三次元プローブ軌跡データのみで異常車両を検出し,交通障害の検出可能性を示した.
収録刊行物
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- 土木学会論文集D3(土木計画学)
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土木学会論文集D3(土木計画学) 74 (5), I_1149-I_1158, 2018
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763084704128
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- NII論文ID
- 130007555771
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- ISSN
- 21856540
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可