国際フェリー・RORO船輸送に関わる動向分析と犠牲量モデルの適用

  • 渡部 富博
    京都大学経営管理大学院 港湾物流高度化講座
  • 佐々木 友子
    国土交通省国土技術政策総合研究所港湾研究部
  • 井山 繁
    国土交通省国土技術政策総合研究所港湾研究部港湾施工システム・保全研究室

書誌事項

タイトル別名
  • AN ANALYSIS AND APPLYING OF SACRIFICE MODEL ON INTERNATIONAL FERRIES/RORO/CONTAINER SHIPS TRANSPORTATION

抄録

アジア経済の発展や産業構造の変化などにより,コンテナ船輸送よりも速く航空機輸送よりも安く運べる国際フェリー・RORO船輸送へのニーズが高まっているが,我が国の国際フェリー・RORO船航路は,新規航路開設はあるものの,休止や寄港地変更なども多く,活況を呈しているという迄には至っていない.このような状況を踏まえ,本稿は,国際フェリー・RORO船の航路などの最近の動向分析を行うほか,我が国と中国中部エリアとのコンテナ貨物輸送の経路選択について,費用・時間・貨物の時間価値で経路選択を説明するコンテナ船による輸送のみを対象とした犠牲量モデルを国際フェリー・RORO船・コンテナ船の船種区分を考慮して適用し,実務での活用も視野にいれ今後の展開についてとりまとめたものである.

収録刊行物

参考文献 (2)*注記

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