生活道路の交通安全対策としてのハンプ及びイメージハンプ導入検討におけるドライビングシミュレータの活用可能性

• 園部 修平

  京都大学大学院　工学研究科

• 中村 俊之

  名古屋大学　未来社会創造機構

• 絹田 裕一

  一般財団法人 計量計画研究所

• 北村 清州

  一般財団法人 計量計画研究所

• 宇野 伸宏

  京都大学大学院　工学研究科

書誌事項

タイトル別名

• POSSIBILITY OF UTILIZE DRIVING SIMULATOR FOR INTRODUCING HUMPS OR IMAGE HUMPS AS TRAFFIC SAFETY MEASURES ON COMMUNITY ROADS

抄録

生活道路に設置されるハンプや狭さくなどの物理的デバイスは，交通事故削減，車両速度の低減等の効果が期待される．本研究は，物理的デバイスであるハンプと視覚的デバイスであるイメージハンプが自動車速度に与える影響として，実地道路での調査とドライビングシミュレータ（DS）による実験結果の比較検証を行った．分析の結果，速度推移は両者で同一の傾向を示すことが確認されたことを受けて，DSの利点を生かし，ハンプとイメージハンプの設置による影響範囲や設置による速度推計を行うなど，生活道路における交通事故削減に向けたDS活用可能性について言及したものである．

収録刊行物

• 土木学会論文集D3（土木計画学）

  土木学会論文集D3（土木計画学） 74 (5), I_1387-I_1397, 2018

  公益社団法人 土木学会

キーワード

• road safety
• hump
• image hump
• road marking
• driving simulator

詳細情報

• CRID: 1390845713038131968
• NII論文ID: 130007555968
• DOI: 10.2208/jscejipm.74.i_1387
• ISSN: 21856540
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejipm/74/5/74_I_1387/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可