視覚障害者における視覚、触覚および音声情報による 短期記憶の差異  [in Japanese]

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Abstract

視覚障害者における視覚(墨字)、触覚(点字)、音声提示の短期記憶の差異及び、学習上の文字及び音声の使用頻度との関連性について検討した。 対象は墨字または点字の読める聴覚障害のない成人視覚障害者。実験前に参加者の学習状況に関するアンケート調査を実施した。実験はランダムの隣り合わない10ケタの数字を、20秒間で墨字・点字又は音声で提示し、記憶した数字を紙に記入する方式で続けて5セット行い、休憩後、提示手段を入れ替えるものとした。 墨字使用者の文字提示と音声提示では、文字提示による短期記憶再生率が高く有意差が見られた。一方、点字使用者の点字提示と音声提示では音声提示の記憶再生率が高いが、有意差は見られなかった。アンケート結果より、普段音声を主な学習手段と回答した者では音声提示が、音声以外を主に用いている者では、墨字・点字提示の記憶再生率が高く有意差が見られた。視覚障害者では日常的に用いる墨字・点字または音声提示による短期記憶再生率が向上することがわかった。

Journal

  • Journal of Education and Research of Massage and Acupuncture

    Journal of Education and Research of Massage and Acupuncture 37(0), 19-26, 2015

    Japan Association of Massage & Acupuncture Teachers

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    130007556209
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AA1196360X
  • Text Lang
    JPN
  • ISSN
    1349-8401
  • NDL Article ID
    026311750
  • NDL Call No.
    Z19-1231
  • Data Source
    NDL  J-STAGE 
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