道路縮減のためのネットワークデザイン問題における付加的評価指標の導入

• 杉浦 聡志

  岐阜大学　工学部社会基盤工学科

• 御村 まゆ

  岐阜大学　工学部社会基盤工学科

• 高木 朗義

  岐阜大学　工学部社会基盤工学科

書誌事項

タイトル別名

• A STUDY ON EVALUATION CRITERIA IN NETWORK DESIGN PROBLEM FOR ROAD SHRINKING

抄録

わが国では高度成長期から建設され続けた道路の維持管理，更新が課題となっており，必要性の小さい道路は縮減することも検討すべきだろう．一方で労働人口の減少を踏まえればこそ，輸送効率化のための道路は整備する必要がある．したがって，道路投資の効率化のために適切なネットワーク形状を検討する必要性は大きい．最適なネットワーク形状を求めるネットワークデザイン問題は一般的にフローの旅行時間と道路の整備費用のみを考慮する．道路のもつその他の効果について取り扱った研究は多くない．本研究では事業評価における事業の効果や必要性を評価するための指標を整理し，CVM等により原単位が定められる2項目についてネットワークデザイン問題に導入する方法を示した．構築したモデルを仮想ネットワークで試算し，モデルの挙動を確認した．

収録刊行物

• 土木学会論文集D3（土木計画学）

  土木学会論文集D3（土木計画学） 74 (5), I_269-I_276, 2018

  公益社団法人 土木学会

キーワード

• network design problem
• road shrinking
• mix integer linear programming problem

詳細情報

• CRID: 1390001288107737984
• NII論文ID: 130007556229
• DOI: 10.2208/jscejipm.74.i_269
• ISSN: 21856540
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejipm/74/5/74_I_269/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可