福島県南相馬市における水稲及び土壌放射性セシウム濃度の経年変化—2013~2016年の調査結果から—

DOI Web Site Web Site 参考文献16件 オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Yearly Changes in Rice and Soil Radiocaesium Concentrations in Minamisoma City, Fukushima Prefecture, Japan—Monitoring Results from 2013 to 2016—
  • 福島県南相馬市における水稲及び土壌放射性セシウム濃度の経年変化 : 2013~2016年の調査結果から
  • フクシマケン ミナミソウマシ ニ オケル スイトウ オヨビ ドジョウ ホウシャセイ セシウム ノウド ノ ケイ ネンヘンカ : 2013~2016ネン ノ チョウサ ケッカ カラ

この論文をさがす

抄録

<p>福島県南相馬市内の水田で土壌と水稲の放射性セシウム(Cs)濃度を2013年から2016年までの間調べた。2013年産玄米の137Cs濃度は平均67 Bq/kgで,9点中5点で放射性Cs(134Cs+137Cs)濃度が食品基準値(100 Bq/kg)を超え,同年8月19日に福島第一原子力発電所構内でのガレキ撤去作業に伴い発生した放射性Csの新規降下の影響と思われた。2014年以降の玄米137Csは2~8 Bq/kg程度で,水口の土壌と水稲の137Cs濃度は水田中央や水尻試料より高かった。2013年を除き土壌から玄米への移行係数は水口で高い傾向を示し,灌漑水流入による水稲放射性Cs濃度への影響が示唆された。</p>

収録刊行物

参考文献 (16)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ