TURBTで診断された膀胱原発悪性リンパ腫の1例

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  • PRIMARY MALIGNANT LYMPHOMA OF THE BLADDER DIAGNOSED BY TRANSURETHRAL BLADDER TUMOR RESECTION: A CASE REPORT

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抄録

<p>72歳女性.血小板増多症の原因検索目的のCTで膀胱腫瘍を指摘された.尿細胞診は陰性,膀胱鏡では膀胱右側壁にドーム型の隆起を認め,粘膜下腫瘍の存在を疑った.経尿道的に膀胱腫瘍を可及的に切除した.病理組織学的検査所見により悪性リンパ腫(MALT)と診断した.PET-CTで膀胱以外の病変も認めず,膀胱原発悪性リンパ腫と診断した.</p><p>低悪性度の腫瘍であることから厳重経過観察を行っている.現在治療後13カ月経過しているが,明らかな再発や転移所見は認めていない.</p>

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