03心-24-ポ-70 アスリートの神経症傾向とあがりの原因に対するマインドフルネスの調整効果  [in Japanese]

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<p> 本研究の目的は、アスリートの神経症傾向とあがりの原因の関係性に対する、マインドフルネス(以下、MF)の調整効果を明らかにすることである。</p><p> 本研究では、関東圏内の大学に所属し、「あがりの経験が有る」と答えた大学生アスリートの110名を対象として、横断的調査を行った。測定指標として、日本語版Ten Item Personality Inventoryの神経症傾向(小塩他、2012)、スポーツ競技者版マインドフルネス傾向尺度(雨宮他、2015)および、あがりの原因尺度における「失敗不安」、「責任感」、「性格・感情」、「不足感」を使用した(有光、2001)。なお分析方法として、階層的重回帰分析と単純傾斜分析を用いた。</p><p> 本研究の結果、あがりの原因となる「責任感」(β=.23, p<.05)および「性格・感情」(β=.18, p<.05)に対して、神経症傾向とMFの交互作用項が有意に関連することが確認された。単純傾斜分析の結果、神経症傾向を有するアスリートにおいて、MFが高い場合には、あがりの原因となる「責任感」や「性格・感情」の得点が有意に低くなることが示された(ps<.05)。そのため、神経症傾向によって導かれるあがりの原因の影響性をMFが抑制することが推測される。</p>

Journal

  • Japan Society of Physical Education, Health and Sport Sciences Conference Proceedings

    Japan Society of Physical Education, Health and Sport Sciences Conference Proceedings 69(0), 118_3-118_3, 2018

    Japan Society of Physical Education, Health and Sport Sciences

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