11教-24-口-41 学校教育における教師効力感に関する研究の動向

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タイトル別名
  • 小学校体育科指導における教師効力感尺度の作成に向けて

抄録

<p> 我が国の小学校体育科の状況は、体育の授業改善に自信を持てず、諦めている教師が多い(白旗2012)。こうした状況に鑑み、体育指導に苦手意識を持つ教師の特徴を教師効力感という観点から捉え、授業改善への手がかりを掴みたい。教師効力感とは「教育場面において、子どもの学習や発達に望ましい変化をもたらす教育的行為をとることができる、という教師の信念」(Ashton 1985)と定義されるが、体育科の特性に着目したものは散見する限り見受けられない。高い教師効力感を持つ教師の特徴として「子どものニーズにより合致するものであれば、新しい手法による試みであっても受け入れる」という知見もある。以上のことから、本研究では、近年の教師効力感に関する動向を整理し、体育科の授業力向上について考察することとした。</p><p> 主としてJ-Stageを対象として教師効力感等を検索ワードとして検索を行い、対象論文を選定した。その結果、吉井(1989)の研究が重要であると考えられたこと、加えて、教師効力感に関する研究は2000年以降に進められていたことが示された。結果の詳細は、当日報告する。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282763085446016
  • NII論文ID
    130007581516
  • DOI
    10.20693/jspehss.69.251_2
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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