12人-25-口-08 高校スポーツを表象するイメージソングに関する一考察
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- 石村 広明
- 天理大学体育学部
抄録
<p> 高等学校の運動部活動の全国大会は、多くの競技者にとって目標とするところであり、応援する人たち、ファンにとっても注目が集まるところである。そこで出場校や注目選手だけでなく毎年のように話題となるのが「イメージソング」である。それらの楽曲はアーティストが大会のために作詞・作曲するものが多く、その曲の歌詞、メロディーはまさにその大会、競技を象徴するものであると考えられる。</p><p> ORICON NEWSの「シングルCD売り上げランキング」を見ても、その大会のイメージソングとして用いられている楽曲は、大会期間を含めたその前後に最も高いランキングを示し、上位に出ることも珍しくない。つまり、それらのイメージソングは大会を象徴する曲として人々に受け入れられ、支持されているということである。つまり、その曲が聴く人々の中に「高校スポーツ観」を形成しうるともいえるだろう。</p><p>そこで本発表では、イメージソングのテキストを手掛かりとして用いて、高校スポーツとイメージソングの関係性、イメージソングが表象する競技らしさについて明らかにしていく。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 69 (0), 278_2-278_2, 2018
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713044962048
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- NII論文ID
- 130007581670
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可