荷主との契約を考慮したトラック事業者の高速道路選択モデル

書誌事項

タイトル別名
  • A Route Choice Model between Expressway and Ordinary Road for Business Truck Operators Considering Contracts with Consigners

抄録

<p>高速道路と一般道路の経路選択行動はトラック事業者が最終的に意志決定をしているが、荷主との契約も大きく影響を与えていると想定される。本研究ではまず、トラック事業者にヒアリングを行い、荷主と交わす契約が経路選択に影響を与えていることを確認した。同時に、経営的に厳しく、高速道路料金や所要時間によらず、固定的に一般道路を利用する事業者の存在も明らかになった。次に調査結果を踏まえ、新潟県トラック協会に加盟している佐渡地域と霊柩を除く全事業者を対象に、経路選択に関する SP 調査を実施した。さらに、選択行動のみを仮定する2 項ロジットモデルと、一般道路固定層を考慮した経路選択モデルを構築し、尤度比の観点から後者の説明力が高いことや、事業所属性によって選択層と一般道路固定層の帰属確率が表現できることを確認した。</p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 5 (2), A_176-A_183, 2019-02-01

    一般社団法人 交通工学研究会

被引用文献 (1)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390845713052262528
  • NII論文ID
    130007591355
  • DOI
    10.14954/jste.5.2_a_176
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • Crossref
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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