行動変容を目的とした職域におけるメタボリックシンドローム対策プログラム

  • 相馬 優樹
    岩手県立大学盛岡短期大学部 弘前大学大学院医学研究科社会医学講座
  • 片嶋 充弘
    花王株式会社 弘前大学大学院医学研究科アクティブライフプロモーション学研究講座
  • 倉内 静香
    青森県立保健大学健康科学部看護学科
  • 沢田 かほり
    弘前大学大学院医学研究科地域健康増進学講座
  • 德田 糸代
    弘前大学大学院医学研究科オーラルヘルスケア学講座
  • 駒目 瞳
    弘前大学大学院医学研究科社会医学講座
  • 村下 公一
    弘前大学COI研究推進機構
  • 中路 重之
    弘前大学大学院医学研究科社会医学講座 弘前大学大学院医学研究科アクティブライフプロモーション学研究講座

書誌事項

タイトル別名
  • Metabolic Syndrome Improvement Programs for Behavior Modification in the Occupational Field
  • コウドウ ヘンヨウ オ モクテキ ト シタ ショクイキ ニ オケル メタボリックシンドローム タイサク プログラム
  • Metabolic syndrome improvement programs for behavior modification in occupational field

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抄録

<p>本研究は, 職域における健康教育プログラムがメタボリックシンドローム指標に及ぼす効果を検討することを目的とした。参加者は, 青森県弘前市に事業所を置く3企業の社員92名とした。参加者は介入前の健康チェック後, 3カ月間の健康教育プログラムに参加し, 介入後の健康チェックを受けた。プログラムは, 月1回の内臓脂肪面積の測定によるモニタリング, 内臓脂肪低減を意図した食教育, およびそれを補助する職域給食としての弁当の提供の3要素で構成されていた。介入前後で, 参加者の腹囲, 内臓脂肪面積, 収縮期血圧が改善しており, 男性においては体重も減少していた。弁当の提供だけでなく, モニタリングや食教育も含めたメタボリックシンドローム対策プログラムにより, 食生活全般の改善を介して効果が得られると考えられた。</p>

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参考文献 (10)*注記

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