自動運転車両の混在が信号交差点交通容量に与える影響に関する分析

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タイトル別名
  • An Analysis on the Impact of Autonomous Vehicle Mixture on Capacity of Signalized Intersections

抄録

<p><tt>近年、運転支援システムが実用化され始め、自動運転システムによる安全性や円滑性の向上に期待が高まってきている。しかしながら、自動運転車の普及段階においては、必ずしもこれらの期待が実現するとは限らない。特に、信号交差点においては、車両が複雑に干渉しあうため、自動運転車の挙動パラメータの設定次第で円滑性に影響が出ることが懸念される。そこで本論文では、自動運転車の挙動パラメータ設定が信号交差点の直進車線の交通容量に与える影響をシミュレーションとモデル式を用いて分析し、自動運転車のパラメータと混入率を考慮した交通容量を算定した。その結果、自動運転車が普及することで信号のサイクル長を短くできることが明らかになった一方で、自動運転車のパラメータを慎重な設定にすることにより、円滑性が低下する可能性が示唆され</tt><tt>た。</tt></p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 5 (2), A_167-A175, 2019-02-01

    一般社団法人 交通工学研究会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390845713052264064
  • NII論文ID
    130007596551
  • DOI
    10.14954/jste.5.2_a_167
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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