農村コミュニティの災害対応機能の回復に向けて  [in Japanese] For Revival of Disaster Prevention Function of the Rural Community  [in Japanese]

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編集委員会より「平時から災害に備えるコミュニティのあり方」というテーマを頂いたが,「災害に備えるコミュニティ」という言葉の解釈に悩んだ。というのも,日本村落研究学会の2014年度大会テーマセッション「災害を処遇する家と村」において,災害と村落の/災害に対する村落(研究)のあり方が深く問われたことを改めて思い出したからである。このセッションで報告した山泰幸は災害に備える農村の事前復興の取組みを考えるにあたり,「「災害にだけ強いコミュニティ」というのは考えにくい。・・・平常時にはコミュニティとしての体をなしていないにもかかわらず,災害時にだけ強くなるコミュニティを意図的に作り出すことは相当困難である」と指摘したうえで,災害に備える村のあり様を「平常時の様々な活動においてもしっかりとしているコミュニティであれば,それ(災害に強いコミュニティ: 筆者挿入)を意図的に作り出す」ことができる「災害にも強いコミュニティ」という考え方を提示した。この山の指摘は,「災害に備えるコミュニティ」という言葉の文字面で表意される以上の意味を指摘している。本稿では,この指摘をベースにして,「平時から災害に備えるコミュニティ」を文字通りに「災害に備える」ための「コミュニティの在り方」について考えるという解釈ではなく,災害への備えを埋め込んでいるコミュニティの在り方と解釈して,検討を進める。

Journal

  • JOURNAL OF RURAL PLANNING ASSOCIATION

    JOURNAL OF RURAL PLANNING ASSOCIATION 36(3), 418-421, 2017

    THE ASSOCIATION OF RURAL PLANNING

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    130007599006
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AN00386889
  • Text Lang
    JPN
  • Article Type
    journal article
  • ISSN
    0912-9731
  • NDL Article ID
    028737774
  • NDL Call No.
    Z18-1918
  • Data Source
    NDL  J-STAGE  JASI 
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