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- 渡邉 修
- 東京慈恵会医科大学附属第三病院リハビリテーション科
書誌事項
- タイトル別名
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- Cognitive and behavioral Sequelae in traffic victims.
- コウツウ ジコ ゴ ノ コウジ ノウ キノウ ショウガイ
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抄録
交通事故後、脳外傷に起因する高次脳機能障害を発症することがある。その発症には、受傷時の意識障害の程度が強く関連し、Glasgow Coma Scaleにて8点以下の重症例では高次脳機能障害は必発する。受傷機転から前頭葉および側頭葉が損傷を受けやすいことから、高次脳機能障害の中でも、特に注意障害、遂行機能障害、記憶障害および社会的行動症障害がみられやすい。社会的行動障害としては、自発性の低下、うつ、易怒性等がみられ、社会復帰を阻害する大きな要因であり、その家族の精神的負担感も大きい。交通事故は、生産年齢である若年層に多いことから、その後遺症と対応策についての社会的関心は高い。重症例であっても、脳外傷は時間をかけながら緩やかに回復していく。したがって、医療機関は、患者および家族に対し、メンタル支援を視野にいれ、地域の社会資源と連携し、継続的な包括的リハビリテーションの体制を構築していく必要がある。
収録刊行物
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- 日本交通科学学会誌
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日本交通科学学会誌 17 (1), 3-11, 2017
一般社団法人 日本交通科学学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713053906176
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- NII論文ID
- 130007603335
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- NII書誌ID
- AA1267543X
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- ISSN
- 24334545
- 21883874
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- NDL書誌ID
- 028776628
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可