造影CTにおける被検者因子の変動によるコントラスト増強の検証  [in Japanese] Validation of Patient Factors that Exert Influence on Contrast Enhancement Computed Tomography  [in Japanese]

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Abstract

造影CTで使用される非イオン性ヨード造影剤の体内動態は、造影剤因子や体重・身長・心拍出量・腎機能などの被検者因子の影響を受け、これらの因子によってコントラスト増強は変動する。そこで現在、主流として利用されている体重比ヨード量一定・注入持続時間固定法は、全ての被検者に適用可能か自作循環動態ファントムで検証した。①標準身長・体重の男女の比較、②身長一定で体重を変化させた場合のBMI(痩せ型・肥満型)の比較、③体重一定で身長を変化させた場合のBMI(痩せ型・肥満型)の比較、という条件を設定し検証を行った。その結果、①では動脈優位相で男性のエンハンスメントが大きくなり、平衡相で男女の差は見られなかった。②では動脈優位相で肥満型のエンハンスメントが大きくなり、平衡相で痩せ型・肥満型の差は見られなかった。③では、動脈優位相・平衡相ともに肥満型の方がエンハンスメントは大きくなった。性別の違いによるコントラスト増強の差はあまり見られなかったが、条件を一定にし体重を変化させた場合よりも、身長を変化させた場合の方がコントラスト増強に影響することが判明した。このことから、一定のコントラスト増強を得るためには、循環血液量に影響する体重以外の被検者因子も考慮することが望ましいと考えられる。

Journal

  • Bulletin of Butsuryo College of Osaka

    Bulletin of Butsuryo College of Osaka 5(0), 49-53, 2017

    Butsuryo College of Osaka

Codes

  • NII Article ID (NAID)
    130007608525
  • NII NACSIS-CAT ID (NCID)
    AA12619042
  • Text Lang
    JPN
  • Journal Type
    大学紀要
  • ISSN
    2187-6517
  • NDL Article ID
    028309626
  • NDL Call No.
    Z74-H681
  • Data Source
    NDL  J-STAGE 
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