救急外来を受診後に帰宅した患者の30日以内の再受診パターン:

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タイトル別名
  • Pattern of Revisit 30 days after Discharge from the Emergency Department: A Comparative Case Study
  • 救急外来を受診後に帰宅した患者の30日以内の再受診パターン : 比較事例研究
  • キュウキュウ ガイライ オ ジュシン ゴ ニ キタク シタ カンジャ ノ 30ニチ イナイ ノ サイジュシン パターン : ヒカク ジレイ ケンキュウ
  • 比較事例研究

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抄録

<p>目的:救急外来受診後30日以内の再受診例に関し,再受診の原因や経緯からパターンを見いだすことを目的とした.</p><p>方法:診療録による比較事例研究の手法で分析した.2013年2月~12月に都内1大学病院救急外来を受診した患者のうち30日以内に再受診をした者を対象とした.事例―コードマトリックスによる分析から事例をパターン分類し,パターン別に群間比較した.</p><p>結果:136事例は,初回受診時に医師から再受診を促された【予定再受診】,帰宅後に再受診を促された【医療職者の指示による再受診】,同じ症状が悪化した【医療が必要になった再受診】,異なる症状が出現した【異なるエピソードでの再受診】,再受診の必要性が低いと思われる【軽症での再受診】の5つのパターンに分類された.</p><p>結論:本研究では,救急外来の再受診には5つのパターンがあること,初回の救急受診時に患者のパターンを把握し,それぞれに必要な支援をすることの重要性が示唆された.</p>

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