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- 古守 やす子
- 山梨県立塩山高等学校
書誌事項
- タイトル別名
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- The Narrative Structure of Lu Xun's “Fujino-sensei”: To Read the Text Itself Dialectically
- 〈語り〉の構造から『藤野先生』を読む : 作品そのものに近づくために
- 〈 カタリ 〉 ノ コウゾウ カラ 『 フジノ センセイ 』 オ ヨム : サクヒン ソノモノ ニ チカズク タメニ
- ――作品そのものに近づくために――
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抄録
<p>本作品は、「現在」北京で文筆活動を行う「私」(=〈語り手〉)が、清朝末期に日本に留学した時のことを語る形をとる。〈語り手〉は「現在」、「正人君子」と戦っており、〈語り手〉が語る相手、すなわち〈聴き手〉の位置には「正人君子」がいるわけであるが、この作品は、その〈語り―聴く〉という空間と、さらにその外側の〈語り手を超えるもの〉と「鉄の部屋」の空間が提示される構造になっており、読者はその〈聴き手〉となる。</p><p>作品を読む際、ストーリーのみを読むのではなく、ストーリーがどう語られているかという構造を意識することによって、作品が新たな形で読者の前に現れ、迫ってくる。</p>
収録刊行物
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- 日本文学
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日本文学 63 (3), 2-11, 2014-03-10
日本文学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564238082459136
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- NII論文ID
- 130007616833
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- NII書誌ID
- AN00197092
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- ISSN
- 24241202
- 03869903
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- NDL書誌ID
- 025320514
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可