ミュージックツーリズムの概念と日本導入の可能性に関する一考察

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タイトル別名
  • The Idea of Music Tourism and Feasibility of Music Tourism into Japan

抄録

ミュージックツーリズムは、さらなる成長が期待される日本の観光産業を後押しする切り札になると同時に、地域経済を活性化させる起爆剤にもなり得、低迷する音楽産業を救う事業戦略としての可能性をも秘めている。本稿は、次の4 つの課題に取り組む。第一に、ミュージックツーリズムの類型化を行い、ミュージックツーリズムの概念(特徴、影響・効果、意義)について考察する。第二に、ミュージックツーリズムの先駆的な取り組みを見せる英国の事例を取り上げながら、ミュージックツーリズムが音楽産業、観光産業、および国家に与える経済的影響について考察する。第三に、ミュージックツーリズムの日本導入の可能性を探る。そして最後に、ミュージックツーリズムを日本で振興する上での課題について検討する。

収録刊行物

  • 観光研究

    観光研究 30 (1), 37-44, 2018-09-30

    一般社団法人 日本観光研究学会

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390845713072041216
  • NII論文ID
    130007622756
  • DOI
    10.18979/jitr.30.1_37
  • ISSN
    21897530
    13420208
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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