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- 佐々木 織江
- 東京工業大学 理工学研究科
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- ZHANG Young
- 東京大学 工学系研究科
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- 平林 由希子
- 東京大学 生産技術研究所
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- 鼎 信次郎
- 東京工業大学 環境・社会理工学院
書誌事項
- タイトル別名
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- ESTIMATION OF DEBRIS DISTRIBUTION ON GLACIERS OVER THE CENTRAL EUROPE DERIVED FROM REMOTE SENSING DATA AND ASSESSMENT OF DEBRIS EFFECTS
抄録
氷河の表面を覆うデブリ(土砂や岩くず)は,氷河の融解速度を著しく変化させるため,正確な氷河融解量予測のためには,氷河モデルにデブリの影響を組み込むことが必要である.しかし,デブリの熱特性を調査することの難しさから,全球水資源や海面上昇の推計を行う広域氷河モデルにおいて, デブリの影響は考慮されていない.そこで本研究では,衛星観測データからデブリの熱抵抗値の広域分布を推定することで, 全球氷河モデルへのデブリ効果の導入を試みた. 中央ヨーロッパ全域を対象にした検討では, 氷河の約29%がデブリに覆われていることを示した.また,Gries氷河において,デブリの効果を導入した氷河モデルを用いてデブリが融解量に与える影響を調べた結果, デブリを考慮しない場合には, 全体で質量変化を28%過少評価することが判明した.
収録刊行物
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- 土木学会論文集B1(水工学)
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土木学会論文集B1(水工学) 74 (4), I_895-I_900, 2018
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763118393728
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- NII論文ID
- 130007628272
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- ISSN
- 2185467X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可