書誌事項
- タイトル別名
-
- DEVELOPMENT OF GLOBAL TERRESTRIAL MODEL INCLUDING SUB-GRID HILLSLOPE PROCESSES
- 日本全域高解像度の表面流向データ整備
- ニホン ゼンイキ コウカイゾウド ノ ヒョウメンリュウコウ データ セイビ
この論文をさがす
抄録
陸面過程モデルは大気モデルの下部境界条件から、大気モデルと相互作用する地球システムの一要素へと発展してきた。しかし既往の全球陸面過程モデルでは降雨流出過程の表現が十分でなく、特にサブグリッドの斜面流動過程を、低地での氾濫や陸水と河川水の相互作用を考慮して表現したものは少ない。そこで本研究では、降雨流出氾濫モデルの一つであるRRI (Rainfall-Runoff-Inundation)モデルに対して高解像度地形データを用いたアップスケール手法を適用する。これにより、サブグリッドの降雨流出過程を詳細に解く、地球システムモデルの一部としての全球陸域モデルの開発を試みる。2015年に発生した鬼怒川洪水の再現シミュレーションにより、本モデルがRRIモデルとほぼ同等の精度を保ちつつ計算効率を飛躍的に(10倍以上)向上させることが確かめられた。
収録刊行物
-
- 土木学会論文集B1(水工学)
-
土木学会論文集B1(水工学) 74 (4), I_991-I_996, 2018
公益社団法人 土木学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001288141690368
-
- NII論文ID
- 40021750231
- 130007628345
-
- NII書誌ID
- AN10426673
-
- ISSN
- 18808751
- 2185467X
- 09167374
-
- NDL書誌ID
- 029390984
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可