自閉症スペクトラム児におけるスクリプトおよびスクリプト・フェイディング手続きを用いた社会的発話の指導  [in Japanese] Using script and script fading procedures to teach social conversation in a child with autism spectrum disorder  [in Japanese]

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Abstract

<p>本研究では、他者とのかかわり遊びが困難な自閉症スペクトラム児1 名に対し、スクリプトおよびスクリプト・フェイディング手続きを用いた指導を実施した。指導手続きの導入によって遊び中の社会的発話の生起頻度が増加するかを検討することを目的とした。ベースライン期では、ミニカー遊びと粘土遊びを行い、母親は対象児から発話を始発したときのみ応答した。スクリプト・スクリプトフェイディング期では、ミニカー遊びに指導手続きを導入した。ボイスレコーダーの設置された場所を対象児の操作するミニカーが通過したときに、母親はボイスレコーダーを押してスクリプトを模倣するようにプロンプトした。スクリプトは、社会的発話の生起頻度の結果に基づいて段階的にフェイディングした。その結果、ミニカー遊びの中でその生起頻度が増加した。さらに、未指導の粘土遊びにおいても一部般化が成立した。以上の結果から、社会的発話の生起頻度が増加した要因を考察した。</p>

Journal

  • The Japanese Journal of Autistic Spectrum

    The Japanese Journal of Autistic Spectrum 14(2), 45-51, 2017

    The Japanese Academy of Autistic Spectrum

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